「警察庁:富山冤罪など、ずさん捜査を反省 問題点公表、全国に監督課」(毎日JP)
「警察庁は24日、富山冤罪(えんざい)事件と鹿児島県議選買収(志布志(しぶし))無罪事件について、証拠の裏付け捜査が不足し、長時間、強圧的な取り調べが行われたなどとする報告をまとめた。」
とか。
「志布志事件では、任意の取り調べが、最長で1日約13時間40分あったり、10日間連続行われていた事実を明らかにした。座っての調べに耐えられない人を簡易ベッドに寝かせての調べもあった。さらに、「正直に言わなければ家族も取り調べる」などの言動があり、親族の名前を踏ませた「踏み字行為」も認めた。」
で、「取り調べ適正化指針」を発表したわけだが、これが事件を引き起こした張本人である鹿児島県警が事件後発表した再発防止方針より、はるかに厳しい。
「「取り調べ適正化指針」は、「監督担当課」を捜査部門ではない総務、警務部門に新設することなどを盛り込んだ。監督の対象となる行為は、(1)容疑者の身体に対する接触(2)直接、間接の力の行使(殴ったり、机をたたいて脅すなど)(3)不安を覚えさせ、困惑させる言動(4)一定の動作、姿勢をとるよう強く要求(5)便宜供与をしたり、申し出、約束(6)容疑者の尊厳を害する言動--などを挙げた。」
「さらに全国で約1万1000ある取調室のすべてにのぞき窓を置くことや、深夜や8時間を超える取り調べは、署長らの事前承認を得るとした。」
県警と警察庁の対応のギャップがすごい。
鹿児島県警の人たちには、自分たちが起こした事件の重大性が、まったく理解できていなかったことになる。
この、理解できていない、という状態が、ある意味、あわれなほどである。
本来、「「監督担当課」を捜査部門ではない総務、警務部門に新設すること」などは、当事者である県警が警察庁に率先して実施するべきことだったのではないか?
自分たちがやったことを、まったくもって、客観的に見ることができていない。
「大丈夫?」というのが、率直な感じだ。
結果として、2度、全国に恥をさらしてしまったわけだが、たぶん、そのこと自体、いまだに理解できていないのではないか、という気がする。
藤山雄治本部長の責任は重い。
志布志事件のあと、その対応のいいかげんさで、県警の恥を上塗りした形になってしまったわけだから。





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