以前、「志布志事件に関する鹿児島県警のひどい答弁」という記事で、次のような文を書いた。
「ライブドア事件の時ように、検察が警察を強制捜査する場面を、テレビの生中継で見てみたいものである。」
書いた後、このアイディアは結構面白いなー、と自分で思ったのだった。
いわゆる自画自賛である。
というわけで、もし、このアイディアを使って、小説、テレビドラマ、映画等作ってみたいという人がいれば、印税3パーセントでお受けいたします。
さて、今日は印税3パーセント第2弾。
「個人に追い詰められた組織が最後にとる手段とは?」
知人に聞いた話。
個人に追い詰められた組織が最後にとる手段は、その個人を抹殺することだろう。
しかし、個人対組織という構図が第三者に明確になっている場合、ただ抹殺してしまっては、その個人を殺したのが自分たちの組織だと真っ先に疑われてしまう。
ある意味、バレバレである。
これではまずい。
では、どうするか?
知人の語るプロットによれば、自殺に見せかけて殺すか、殺した上で失踪という形にしてしまうのだそうだ。
どうやって自殺に見せかけるのか?
まず自殺する動機を捏造する。
第三者をまきこんで、さも動機があったかのように少しずつ作りこんでいくわけだ。
(すでに第三者が何らかの形で関与していれば、それを利用する)。
その上で、たとえば、ネットで手に入るような薬とかをそのへんにしのばせておく。
そして、家族にこんな薬を飲んでいたようです、みたいな感じで報告すれば、何も知らない家族は、そうかと思うだろう。
ただ、死体解剖とかすれば、薬を常用していたかどうかくらいは分かるかもしれないが、言葉巧みに家族が死体解剖することを思いつかないように、あらかじめ作っておいたストーリーへと誘導するわけである。
ポイントは、自殺が不自然に見えないように、いかにあらかじめストーリーをうまく作り、第三者にそれを認知させておくかだ。
殺した上で失踪という形にする場合には、かなりリスクがともなう。
自殺は自殺とわかるが、失踪の場合、何か事件に巻き込まれた可能性がともなうからだ。
そこに第三者が関与していることが疑われれば、対立していた組織がまず疑われてしまう。
これをうまくやるポイントは、やはり、動機をできるだけ自然に捏造しておくことである。
かなりよくできたプロットだ。
しかし、まだ、続きがある。
実は組織の中に内通者がいたわけである。
で、その人物(複数?)により、上記のシナリオは第三者に漏れ、自殺に見せかけようと忍び込んだその一部始終(あるいは、失踪に見せかけて殺害しようとしたその一部始終)が、カメラで実況中継されていた、というわけだ。
しかも、そういう計画を仲間内で話している音声が、なぜか録音されていたりしたのである。
で、組織崩壊である。
その組織の内部の何人かが、自殺に追い込まれる。
実は、自殺の動機を持っていたのは、その組織の中の人間だった、というわけだ。
その組織がありえないことをやっていた、というのがことの真相。
この「ありえないこと」は、ちょっと視点を変えて検証すれば、誰にでも分かることだった、というおちがつく。
まあ、吉兆が消費期限を書き換えていたのと似たようなことで、それをより極端に悪質にしたようなことだろうか。
(消費者は、まさかあの老舗の吉兆が、と思ったものだ)。
一番わかりやすいのは、「捏造」がそのまま「動機の捏造」になる、というシナリオだ。
要するに、組織の中に、どうしようもない馬鹿が何人かいたのである。
これはかなりよくできたストーリーだと思う。
とりあえず、希望は印税3パーセント。
知人はあまり表に出たくない人なので、契約上の話はこのブログの管理人を通して欲しい。